壊れても平常心…BMW330ci|故障が多いが魅力がある名車

BMW330ciは作りの良さはずば抜けている

BMWの330ciに乗っていました。国産のスポーツカーからの乗り換えでした。ドイツ車は始めてでしたが国産と大差ないだろうと思っていました。

しかし、凄く違ったんです…色んな意味で。出来の悪い息子ほどかわいい、とでも言いましょうか。出来が悪すぎて最後には勘当してしまいましたが。

それでもラグジュアリーな内装と人目を惹く外観、調子のいい時限定で意外とパワーのあるエンジンは素晴らしく、ドイツ車の作りの良さを実感できました。

BMW330ciのメリット

まずは何よりも見た目です。当時流行りにならって真っ先に大径メッキホイールを履かせローダウンしてしまいました。何故か完全アメリカンスタイルです。

いいんです、ドイツ車をアメリカンに乗りこなすのが粋ってもんです。フルオープンで海岸線を走れば気分は完全にロサンゼルスです。

アクセルを踏み込めばエンジンがリニアに反応し、どこまでも回転数が伸びるような快感に浸れます。スポーツカーではないですから運転する楽しさがあれば十分です。

内装は重厚の一言でした。本革シートは適度に体をホールドし、冬になればシートヒーターがまるで温泉のように腰痛を和らげてくれます。さすがに後部座席はとりあえずついているだけ、といった感じでしたが、2名乗車が前提ですから気にはなりませんでした。

BMW330ciのデメリット

デメリットは「とにかく壊れる」です。チェックランプが点灯するとまずはチェックランプ自身の不良を疑わなくてはなりません。

また、エンジンチェックランプが点灯すると自動的に保護モードに移行しますので、いちいち診断機にかけなくてはいけません。面倒です。電装系、センサー系が弱いのはお約束。

エアフローセンサー、コンバーチブルセンサーが故障しました。結局最後はエアフローセンサーを切って保護モード上等!で乗っていました。あと、意外と燃費は悪かったですね。市街地でだいたいリッター6キロってところでしょうか。

当然保護モードだと更に燃費は悪くなります。環境と財布には非常に良くありません。最終的にはエンジンオイルが漏れ、ATオイルが漏れ、クーラントが噴き出し、ラオウに秘孔を突かれたレイのような状態となり、廃車となりました。

BMW330ciの情報まとめ

とにかく手間がかかります。手間を楽しめる余裕がある人でないと精神衛生上よくないでしょう。

遠出するにも内心ドキドキです。山道はできるだけ避けて走っていました。

1台目の車としては全くお勧めしません。ただ、それを差し引いても乗りたくなる楽しさ、魅力はありました。一度BMWクーペのオーナーになれば理解いただけるかと思います。

今更ですが自分の車に変にアメリカンカスタムして申し訳なかった、と謝りたいと思います。

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